乾徳山②
こんばんは!
遅くなりましたが乾徳山の続きです。
草原の気持ちが良い
カントリー調の山道を
ポックリポックリ進んでいくと
徐々に
ハードロックな山に大変身
と、ともにもうひとりの様相も急変
さっきまで暑くて崩れていた顔がギラギラしはじめ
すごいスピードで登っていく
生意気だ・・・
速すぎてうまく写真が撮れない
生意気だ・・・
そして
ヘビメタ的鎖場に到着
あえて鎖を使わずにのぼる男
生意気だ・・・
フリークライミングでもやればいいじゃん!
でも映画「岳」で見た巨大落石が怖くて嫌だとか。
男心って難しいのね
わたくしはといえば
鎖場ひとーつ
まぁ・・・ここはなんとか大丈夫ですわ
鎖場ふたーつ
ほぼ垂直だけど、ボコボコしているので
お得意の張り付く作戦 Theスパイダーこむ参上
そして
鎖場みーっつ
他の写真を見るとニタニタ笑いながら登ってます。
これは怖いってことなんですねぇ
ウガーっ
とうちゃーく
山頂まで3箇所の鎖場がありますが、山頂直下の鎖場は腕力も多少必要です
(巻き道があるので避けることもできます)
画像で見ると危険な感じ満載ですが、実際登ってみると意外や意外!大丈夫でした
岩場が嫌いだったのって甲斐駒の岩場でせかされて怖かったのが原因かも。
12時50分 山頂到着
岩ゴロの山頂でパンとコーヒー
と、ポテチ。すぐに食べられるようザックにくくりつけてたら
ヘンだったみたい。色んな方に声をかけられました
因縁のチョンマゲ君・・・
そのうち会いにいくからな~
13時30分
下山は別ルートで
はじめは岩の間を短いはしごで降りるルートでなかなか楽しい
振り返れば乾徳山の凸凹した姿
ブラマヨの人みたい・・・
しばらくするともっさり樹林帯に突入
急激に高度をさげるため、かなり急な下り坂
浮石も多数あって、超ストレス
こういう道は膝に負担がかかるから好きじゃないなぁ
私は鎖場を下る方が断然アリです
あくまで個人的見解です
ところが
頑張ればいいこともあるものです
50メートルほど先にシカ2頭発見!
シカなんてたいして珍しくもないけれど、
動物に会えると嬉しい気持ちになる
クマは別ね
丹沢のシカと違いシャイな子たち。
逃げていこうとします
すかさず
「るーるるる るーるるる」
「るーるるる るーるるる」
「こむちゃん?それはキタキツネを呼ぶおまじないでしょ?鹿には効かないよ」
と言われたけど 知らん顔して
続けていると
おぉぉぉ!
シカがトコトコ近づいてくる!!
なんだなんだ?怪しいやつがいるぞ
なんとか10mくらいまで距離を縮めたところで
ホントに怪しいやつだ!逃げろっ!
と
シカは、突然スタタンスタタンと走り去っていきました
動物というのはカンがするどいですな
しかしながら、「るーるるる」はリアルに動物と仲良くなれそうな
おまじないの言葉だということが判明いたしましたよ
15時 高原ヒュッテ(無人小屋)に到着
白樺に囲まれたとっても雰囲気が良い場所です
小屋の窓は割れていて扉もなぜか開きませんでした。
とりあえず割れた窓からカメラで内部を撮影
とちゅう錦晶水をガブ飲みして
あとはウガウガくだるのみ
16時30分
車に到着 無事下山しましたとさ
乾徳山はカントリー草原・ハードロック岩場・ヘビメタ鎖場と3拍子そろった
楽しいお山。岩場や鎖場が嫌いだっていう気持ちは少し和らいだ
食わず嫌いはいけないね。きっと。
少しずつ岩場も克服して、目指せ岩稜帯のお山?
総山行き時間 7時間30分(休憩込み)
累計標高差 1211m
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