吊り橋偵察
ここっ ここ~!
と始まりましたが
今回は山がらみですけど山行きの記事じゃございません。
発端は、知り合いのつり橋マニアの一言
「畑薙の大吊り橋の
怖さ?
ハンパじゃないっすよ」
しかもマニアのくせに怖すぎて渡りきれなかったとか。
そんなに?
この吊り橋は南アルプス南部の玄関口、畑薙ダムから
林道を40分くらい歩いたところにある
畑薙ダムと茶臼岳をルートの一部にとれば通るであろう吊り橋
高速料金も値上げになるこの夏。下道で行ける南アルプスの恩恵はでっかいぞ!
南アルプス南部のお山はコースが長く、体力的にキツそうだと敬遠していましたが
今年は頑張ってみようかなぁと思っています
行ってみたら吊り橋が怖くて撤退?
そんなの嫌だよ~
となれば
じっとしているわけもなく
偵察してきました
恋する山域 南アルプス南部
角度によってはもっとはっきり見える場所も!
畑薙ダムのすこし先
ゲートから一般車両は入れません。
ここで車を止めて 歩いていきます
以前ここまでは偵察に来たことがありますよ→
こちら
ゲートの先に突入!
この林道歩きがか~なり長いのであります
約40分グタグタ歩き 大吊り橋に到着
橋の長さ181.7m 湖面からの高さ約30m
足場幅55cm(アルミ板)
今は広くなった足場も以前はたった20cmほどの木板だったようで
綱渡り状態だったことが予想されます。その恐ろしさは計り知れない
余談ではありますが、静岡の山奥には吊り橋がたくさんあります
超山奥にある夢想吊り橋というのが有名です。今は危なすぎて通行止めのようですが
ふーむ? 長い吊り橋だこと
まずはもうひとりを強制突入させます
虫みたいにちっさくなったもうひとり
往復してくると
「真ん中がすごくこわい」と言っております。
人柱的もうひとりの無事の帰還を確認したところで
じゃ わたしも突入
山スカなんぞ履いておりますが、林道歩きなのでお許しください
迷惑をかけたとすれば下の湖の魚たち。
この界隈で魚の大量死があればチャラ子さんのせいでしょう。たぶん
ははは大したことないじゃん
と・油断していると
たわんでいる橋の真ん中付近は
風にあおられてすごい横揺れ
ぐわんぐわん揺れます
なんじゃこりゃー
高さが伝わらなくて残念。 湖面の波立ちで風を想像してくださいな
下のダム湖は
まるでバーニャカウダ
天気が安定している時期は綺麗な碧色。
この界隈は湖面の碧さ紅葉とのコラボが絶対オススメだよ
吊っているケーブルがとれていたりと 渡る人を楽しませてくれる。
渡りきった先は茶臼岳への山道が続いています
こわいこわいと言いながらゲラゲラ笑いがとまらない
何故だろう。怖いと笑ってしまうのは。
強い風に吹かれながら笑ってるとさ、くちびると歯がくっついちゃうでしょ?
そんな顔で無事帰還
なんとか渡りきることはできました
重いザックと風が怖いけど・・・何とかなるでしょ
帰り道
吊り橋が良く見える場所を発見した
「こむちゃん!
ここから写真撮ってあげるよ。
だから もう一回
渡ってくるさ」
という
もうひとりの
悪魔のような一言に驚きをかくせませんが
そこは
男らしく行っておきました。女らしく言うこと聞いてあげました。
それがトップ画像!
何度か渡れば怖さ半減だぜ。
行ってみたいな南アルプス!
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